課題名 | 環境と調和した土づくり対策事業 1土壌機能モニタリング調査 |
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研究機関名 |
香川県農業試験場 |
研究分担 |
生産環境部門 |
研究期間 | 完H25~R2 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:県内農家の定点ほ場について、継続して土壌調査を実施し、農耕地土壌の実態と変化を把握して適正な土づくりの資料とする。 成果:県内の農耕地に設けたモニタリング8地点について、土壌管理の実態調査と土壌理化学性の分析を実施した。水田土壌はT-C 2.0~2.5%、T-N0.19~0.28%、可給態リン酸30~91mg/100g、交換性加里17~31mg/100g、交換性石灰179~339mg/100g、交換性苦土15~57mg/100gに対し、樹園地(もも、ぶどう)はT-C2.6~3.7%、T-N 0.29~0.35%、可給態リン酸118~365mg/100g、交換性加里55~141mg/100g、交換性石灰187~591mg/100g、交換性苦土5~71mg/100g、畑は、T-C0.76~2.84%、T-N0.08~0.30%、可給態リン酸215~784mg/100g、交換性加里22~83mg/100g、交換性石灰264~318mg/100g、交換性苦土12~43mg/100gとなった。重金属(0.1N塩酸抽出)に関しては、Cd:ND 、Cu:N.D~4.0ppm(基準125ppm)、Zn:3.4~41.5ppm(管理基準120ppm)で、いずれの地点も基準を超過していなかった。 |
カテゴリ | 土づくり 水田 ぶどう モニタリング もも |