施設ミョウガにおける総合的害虫管理技術の確立

課題名 施設ミョウガにおける総合的害虫管理技術の確立
研究機関名 高知県農業技術センター
研究分担 昆虫担当
研究期間 完 平成30年度~令和2年度
年度 2020
摘要 目的:ミョウガに発生するハダニ類、アザミウマ類に対して効果の高い化学的、生物的防除法を明らかにし、これらを組み合わせた総合的な防除体系を確立する。
成果:①四万十町で採集したナミハダニに対して、アファーム乳剤およびコテツフロアブルの殺虫効果が高かったが、須崎市で採集した個体群に対しては、これらの殺虫効果は低かった。②抑制栽培のナミハダニに対して、5月中旬~7月下旬のチリカブリダニおよびミヤコカブリダニの放飼と、ナミハダニ密度が高まった場合のチリカブリダニ追加放飼で、低密度に抑えることができた。③促成栽培のナミハダニに対して、3月中旬のチリカブリダニおよびミヤコカブリダニの放飼で、低密度に抑えることができた。④四万十町で採集したモトジロアザミウマに対して、ダントツ水溶剤、コテツフロアブルなどの殺虫効果が高かった。⑤抑制栽培のモトジロに対して、5月中旬のリモニカスカブリダニの放飼と、モトジロアザミウマ密度が高まった場合の追加放飼で、低密度に抑えることができた。⑥促成栽培における3月中旬のリモニカスカブリダニ放飼は、モトジロアザミウマに対する高い防除効果が示唆された。
カテゴリ 害虫 管理技術 生物的防除 防除 みょうが

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