課題名 | 天敵導入条件下における促成ナスおよび促成ピーマン類のコナカイガラムシ類とチャノキイロアザミウマの防除技術の開発 |
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研究機関名 |
高知県農業技術センター |
研究分担 |
昆虫担当 |
研究期間 | 継 平成31年度~令和3年度 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:促成ナスおよび促成ピーマン類に発生するコナカイガラムシ類とチャノキイロアザミウマC系統の発生生態を明らかにするとともに、効果の高い化学的、生物的防除法を開発し、これらを組み合わせた総合的防除体系を確立する。 成果:①所内施設ナスにおいて、ナスコナカイガラムシ接種54日後まで、隣接する畝への分散は確認されなかった。②ナスコナカイガラムシ幼虫に対して、アドマイヤーフロアブル他2剤の殺虫効果が高く、マデイラコナカイガラムシに対して、モベントフロアブルかん注処理の防除効果が認められた。③現地促成ピーマンの栽培終了時に、キルパー処理した場合、施設内の大気中MITCガスの最高濃度は30~60mg/m3であり、処理6日後のナスコナカイガラムシ死虫率は95.9%となったが、次作の定植26日後にはナスコナカイガラムシの発生が確認された。 |
カテゴリ | 栽培技術 生物的防除 なす ピーマン 防除 |