課題名 | 大規模栽培に適応したキュウリ環境制御技術の開発 |
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研究機関名 |
佐賀県農業試験研究センター |
研究分担 |
野菜・花き部 |
研究期間 | 継R1~R5 |
年度 | 2020 |
摘要 | 目的:統合環境制御技術を用い、キュウリ生産の拡大と安定化を図るため、大規模経営が可能となる省力的栽培方法や環境制御技術を開発する。 成果:(1) 不耕起栽培が生育および収量に及ぼす影響を検討した。その結果、不耕起栽培1作目では、開花日、収穫開始日に差はなかった。また、生育および収量に差はなかった。 (2) 土耕栽培における灌水資材の違いが、生育および収量に及ぼす影響を検討した。その結果、ペンタイプチューブと点滴チューブでは、生育および収量の違いは見られなかった。これは、不耕起区栽培でも同様の結果だった。 (3) キュウリ植物体の重量の日変化(成長量)を、自作の重量センサを用いて計測した。自作の重量センサのデータは、リアルタイムでパソコンやスマートフォンで確認することができるようにネットワークを構築することができた。重量センサは耐久性を高め、簡易に作成できるように改良を行った。キュウリ植物体の重量の変化を見ることで、灌水量の過不足がわかることが示唆された。 |
カテゴリ | 環境制御 きゅうり 大規模経営 不耕起栽培 |