4.気候変動の影響評価と適応のための果樹栽培技術の確立 1)気候変動による生理障害との関係解明

課題名 4.気候変動の影響評価と適応のための果樹栽培技術の確立 1)気候変動による生理障害との関係解明
研究機関名 宮崎県総合農業試験場
研究分担 果樹部
研究期間 令元 ~令5
年度 2020
摘要 1)-1 気候が温州ミカンの日焼け果に及ぼす影響
  宮崎市と日南市の2カ所で日焼け果の発生率は10~12%程度であった。両地点ともに8月中旬までに全体の9割の発生が見られた。
1)-2 極早生温州ミカンの開花予測
  「ソメイヨシノ」開花日と農地環境推定システム提供値を利用した「日南1号」開花予測式を検討し、農地環境推定システムに実装した。
1)-3 ナシの県内主要品種の発芽調査
  小林市及び宮崎市の7.2℃以下の低温遭遇時間は、両地点とも平年より4割程度少なく、宮崎市「幸水」の腋花芽の枯死が多かった。
1)-4 気候がナシの「みつ症」発生に及ぼす影響
  宮崎市は小林市より1~2℃程度気温が高く推移し、みつ症重症果の割合が高かった。
1)-5 ブドウの生態と気象との関連性分析
  「ピオーネ」の満開日から着色始期までの積算温度は、2019年と2020年でほぼ同じであったため、着色始期を予測できる可能性が示唆された。一方、収穫日までの積算温度は年によってバラツキがあった。
  「シャインマスカット」の2017年から2020年における開花予測モデル式での満開予測日は、実測日よりも4~8日遅れる結果となった。
カテゴリ 温州みかん 栽培技術 生理障害 日焼け果 品種 ぶどう

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