データ駆動型知能化農機の開発と国際標準化の推進

課題名 データ駆動型知能化農機の開発と国際標準化の推進
研究機関名 国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構
研究分担 農機研
協力分担関係 民間(7)
独法・国研等(2)
大学等(4)
公設試(1)
公益法人(1)
研究期間 2021-2025
年度 2021
摘要 ・ 投下労働時間5割削減を実現する農作業体系の構築に貢献する技術開発を実施した。
・ 営農管理システムのデータ交換に関する海外情勢等調査を開始した。ISOBUS活用を前提として、作業機とトラクタの通信制御に必須な認証ライブラリを開発した。
・ 自動運転田植機について、農機メーカーと資金提供型共同研究を契約締結し、令和4年2月に市販化された。
・ 自動着脱における作業機の位置・姿勢の認識(ロボ研との連携)及びヒッチフレームのプロトタイプが完成した。画像処理による作業機認識技術についてロボ研との連携を強化した結果である。
・ レベル3ロボットトラクタ(遠隔監視・ほ場間移動)の運用・実証(セグメントⅣ+NDSC)について、以下を実施した。1) AI安全監視システム構築のための外部公開用教師データセットを生成、農研機構統合データベースに登録、2) 現地実証を実施、3) ロボット安全事業との連携によるリスクアセスメント実施、4) 投下労働時間3割削減効果を試算。これらについては、農機メーカーとの連携による現地実証及びロボット安全事業への取組・ロボット運用ルール整備・国際シンポジウム等のアウトリーチ活動があった。
・ 果菜類の高度生育情報診断システムについては、生育情報診断システムのパプリカへの適応性技術の開発を行った。大規模パプリカ生産法人において、連携を強化し、システムを長期の運用試験に供して、誤差10%程度の収量予測の可能性を得られた。
・ 果菜類マルチタスクロボットシステムの第一段階として下葉取りハンド仕様を確定し、試作を行った。
・ 施設園芸オープンプラットフォームの開発については、オープンAPI事業との連携でWAGRI対応のAPIの機能拡充及びマニュアルを作成した。
・ スマート農業実証事業の経営データを基に、我が国においてスマート農業技術を導入した場合の作業時間の変化、収量・品質への影響、減価償却費の増減等に関する標準的なデータセット(標準経営指標)を初めて構築した。
カテゴリ 画像処理 管理システム 経営管理 施設園芸 市販化 通信制御 データベース ピーマン ロボット ロボットトラクタ

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