課題名 | 小型電動ロボットを核とする無人化農業の実現 |
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研究機関名 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
農機研 |
協力分担関係 |
民間(20) 大学等(3) 公設試(14) 地方公共団体(2) |
研究期間 | 2021-2025 |
年度 | 2021 |
摘要 | ・ 企業と共同開発した農業用追従ロボットについて、主に果樹で実証試験を行い、歩行距離が約1割に低減する等の作業改善効果を明らかにし、令和3年9月にマーケティングモデルが発売された。国際競争力強化プロ「スマート除草システム」を代表機関として開始し、小型・中型2種類の除草ロボットの試作及び除草機構の開発改良を行い、条播作目用小型ロボットでは直進走行成功率95%を得たとともに、除草効果の高い牽引型除草機構1種類を選定した。試作バッテリモジュールについて交換時の安全性と作業負荷を確認した。 ・ ライスセンターの搬送ライン配置の改善と昇降機への自動清掃機能の付加により、品種切替え時の残留量を約50%、清掃時間を約40%低減した。 ・ 結露や降雨による収穫物高水分条件下でのコンバイン作業に向けて、脱穀選別損失増加や詰まり等の発生条件を解明するため、24時間通しの収穫精度試験を複数の地域と時期で行った。コンバインの処理流量及び収穫物水分と、穀粒損失との関係を見いだし、作業不適領域を狭めるための機構を複数発明した。 |
カテゴリ | 除草 除草機 品種 ロボット |