課題名 | 最先端バイオテクノロジーの革新的基盤技術の構築 |
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研究機関名 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
生物研 |
協力分担関係 |
民間(6) 独法・国研等(2) 大学等(15) 公設試(1) 公益法人(1) |
研究期間 | 2021-2025 |
年度 | 2021 |
摘要 | 重要病害性遺伝子の原因遺伝子同定については、新興ウイルス抵抗性のトマト系統をゲノム編集により作出し、着果や代謝産物組成等への影響がないことを確認した。イネについてはいもち病抵抗性に係る新しいタイプの抵抗性遺伝子、ダイズについては海外で甚大な被害をもたらす糸状菌病害に対する抵抗性遺伝子を同定した。 生物資材による作物保護機構については、資金提供型共同研究としてほ場での効果を明らかにした。また、新たに同定した複数の内生微生物の組合せにより、イネの重要病害であるもみ枯細菌病の発症を効果的に抑制できることを見出した。 共生微生物による作物生産性向上については、MS課題として外部研究機関と連携して共生過程を可視化する新規解析ツールを開発した。また、温室効果ガスの産生を低減する根粒菌との優先的な共生確立のための共生親和性遺伝子を持つダイズ系統を明らかにし、複数の親和性遺伝子を集積した系統の作出を進めた。 |
カテゴリ | いもち病 大豆 抵抗性 抵抗性遺伝子 トマト もみ枯細菌病 |