課題名 | 有害化学物質の動態解明に基づく安全な作物生産の実現 |
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研究機関名 |
国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 |
研究分担 |
農環研 |
協力分担関係 |
民間(7) 独法・国研等(1) 大学等(8) 公設試(21) |
研究期間 | 2021-2025 |
年度 | 2021 |
摘要 | ・ 外部資金を活用した機構内での連携により、コメのヒ素濃度が3割低減する遺伝子の特定とDNAマーカーを開発した。 ・ 民間との資金提供型共同研究を活用し、自動水管理システムを用いたヒ素低減用3湛4落の水管理の実現とコメ中無機ヒ素濃度を10%以上低減する技術を開発した。 ・ 土壌残留農薬への対策手法について、既存の生物検定(サヤエンドウ)法を改良し、2週間以内に低コストで堆肥中クロピラリドを検出できる手法を開発した。また、水中および土壌中に還元鉄粉を添加することで、5種のネオニコチノイド系農薬を30日以内に90%分解できることを確認した。 ・ 福島県での原発事故後の環境再生事業について、幅広いステークホルダーとの主要な調整役等を担い、事業の実現・円滑な実施に大きく貢献したことが認められ、令和3年度環境保全功労者等表彰環境大臣賞「環境保全功労者表彰」を受賞した。 |
カテゴリ | さやえんどう DNAマーカー 低コスト 農薬 水管理 |