多様化するリンゴ病害虫の発生に対応した防除技術に関する試験・研究開発

課題名 多様化するリンゴ病害虫の発生に対応した防除技術に関する試験・研究開発
研究機関名 青森県産業技術センター  りんご研究所
研究分担 病虫部
研究期間 継R1~5
年度 2021
摘要 目的:黒星病及びハダニ類の天敵であるカブリダニ類の薬剤感受性を明らかにするほか、県病害虫防除暦に採用する薬剤の効果や対象害虫の生理生態を把握する。
成果:①黒星病に対して「ミギワ20フロアブル」や「カナメフロアブル」の防除効果が高いことや現在、指導している薬剤の防除効果に違いがあること、樹や果実への感染様相などを明らかにした。②カブリダニ類の活用には下草の保持が重要であること、殺ダニ剤はカブリダニ類に影響が大きいことなどを明かにしたほか、ハダニ類に対する低濃度マシン油散布の効果について試験中である。③黒星病やユキヤナギアブラムシなどに対し、現在指導している薬剤の効果が低下していないかモニタリングを行っており、指導を変更するような状況にはなかった。④県病害虫防除暦に採用予定の薬剤のほ場における実用性を明らかにした。⑤褐斑病など夏季病害に対して効果の高い薬剤の探索や褐斑病の発生消長についてデータを蓄積した。⑥春に発生するリンゴクビレアブラムシの越冬卵からのふ化消長を明らかにした。⑦モモシンクイガの休眠誘導には温度より臨界日長が与える影響が大きいことを明らかにした。
カテゴリ 害虫 黒星病 病害虫防除 防除 モニタリング もも 薬剤 りんご

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