課題名 | 地球温暖化に対応した作物病害虫管理技術の構築 |
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研究機関名 |
宮城県古川農業試験場 |
研究分担 |
作物環境部 |
研究期間 | 新R3~R7 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:地球温暖化等の気候変動に伴い,作物病害虫の多発や生息域拡大に伴いこれまでに問題のなかった病害虫の被害拡大が懸念される。県内でも,夏期の高温により,発生する病害虫も増加していることから,気候変動に対応した病害虫防除技術の開発を行う。 成果:麦類赤かび病防除は,ミノリムギ(大麦)の防除時期は開花時とその10日後,の2回,収穫時期は開花40~50日が適していると考えられた。夏黄金(小麦)は,発病穂率とDON,NIV濃度を鑑みると,開花期1回目から10~15日間隔で2回の計3回防除,収穫は開花50日前後が適していると考えられた。 水稲の紋枯病防除は,出穂期に抗生物質を散布することで収量,品質が確保できる防除体系になると考えられた。 アカスジカスミカメの多発要因となる水田雑草を中後期除草剤により抑制し,アカスジカスミカメの発生と被害が抑制された。 大豆の現地ほ場において,生物農薬(サブリナフロアブル)の散布でタバコガ類幼虫に高い防除効果が得られた。 |
キーワード | ・ムギ類 ・赤かび病 ・かび毒 ・防除体系 ・紋枯病 ・抗生物質 ・箱施用剤 ・斑点米カメムシ類 ・イヌホタルイ ・中後期除草剤 ・クモヘリカメムシ ・アカスジカスミカメ ・斑点米 ・水田雑草 |
カテゴリ | アカスジカスミカメ 大麦 害虫 カメムシ 管理技術 雑草 除草剤 水田 大豆 農薬 斑点米 斑点米カメムシ 病害虫防除 防除 |