県産広葉樹の伐採時期及び乾燥方法による材の特性と活用法

課題名 県産広葉樹の伐採時期及び乾燥方法による材の特性と活用法
研究機関名 山形県森林研究研修センタ-
研究分担 森林資源利用部
研究期間 継R2~R4
年度 2021
摘要  県産広葉樹の利活用を推進するため、主要樹種の材の特性(腐朽特性、材色)を明らかにすることを目的とした。
 腐朽速度が早いとされるブナについて屋外ではい積みを行い、1週ごとに木口から10cm付近の検体を採取し、、菌糸発生状況を確認した。その結果、ブナの8月、9月の伐採では乾燥、製材までの期間に腐朽して変色する可能性が非常に高く、用材利用を目的とした伐採は、可能な限り冬季の伐採が推奨されると考えられた。また、家具に使用されている外国産材主要4種(ホワイトビーチ、ホワイトオーク、メープル、ホワイトアッシュ)と、対応する県産材(ブナ、ナラ、イタヤカエデ、ヤチダモ)の色特性について、分光色差計を用いてL*a*b*色空間における座標を測定した。また、県民40人を対象に、上述で使用した材の色が対応する外国産材とどのように違うか、官能評価を行った。樹種等により色の違いの大小は様々であったが、官能評価の結果は、科学測定の結果と同様の傾向を示した。
キーワード 県産木材
色特性
感応評価
ブナ
腐朽
カテゴリ かえで 乾燥

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