課題名 | 「福島牛」の高付加価値生産システムの確立 |
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研究機関名 |
福島県農業総合センター |
研究分担 |
畜産研究所 |
研究期間 | 新R3~R7 |
年度 | 2021 |
摘要 | 福島牛ならではの「おいしさ」に関する要因解析として、50検体の遊離アミノ酸やラクトン類を測定した。ゲノム育種価とおいしさの指標を活用した種雄牛造成では、「高忠平」の現場後代検定が終了した。地域資源を活用した肥育牛への給与試験では、酒粕飼料の成分分析及び嗜好性試験を実施した結果、CP及びTDNが高いことが明らかとなり、嗜好性に問題は無かった。「勝忠安福」去勢産子の肥育特性試験の結果、3か月早く出荷しても牛肉中オレイン酸含量が高く、生体では中躯の発育に特徴があることが明らかとなった【参考成果35】。福島県版和牛総合指数試験では、「おいしさ」に関連するオレイン酸や和牛香、遺伝的評価を組み合わせた、和牛総合指数評価技術を確立し、種雄牛造成に活用するために、1,023頭の枝肉調査を実施した。 |
カテゴリ | ゲノム育種 高付加価値 出荷調整 評価法 |