主要農作物生育作柄解析調査研究

課題名 主要農作物生育作柄解析調査研究
研究機関名 福島県農業総合センター
研究分担 作物園芸部 会津地域研究所 浜地域研究所
研究期間 新R3~R7
年度 2021
摘要  水稲(コシヒカリ)は7月中旬~8月上旬の高温により出穂期が平年より2~5日早まった。一方、8月下旬から9月上旬の低温により登熟が緩慢となり、会津地域研における成熟期は平年より3日遅れた。倒伏は少なかった。玄米重は平年対比で本部が103(㎡籾数の増)、会津地域研が97(1穂籾数の減)、浜地域研が96(穂数の減)であった。品質は平年に比べて未熟粒がやや多く、整粒がやや少なかった。大豆は、標播、晩播ともに出芽は斉一でその後の高温により生育が促進され、出芽期、5葉期、開花期は平年より2~5日、成熟期は2~4日早まった。稔実莢数、1莢内粒数、収量、百粒重は標播・晩播とも平年より優った。虫害粒・しわ粒は平年より多く、品質は平年より優った。「里のほほえみ」でベと病罹病粒を確認した。麦類は、播種期の降雨の影響で苗立本数が平年並み~少なかったが、2月の高温・多照の影響で3月以降の草丈・茎数は平年並み~多くなった。越冬後の生育は進み、出穂期の草丈・茎数は平年より多くなり、成熟期のかん長は平年より長く、穂長は平年並み~やや長くなった。収量は、平年並み~多くなった。 
カテゴリ しわ粒 水稲 大豆 播種

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