持続可能な園芸生産を支える環境制御技術の開発

課題名 持続可能な園芸生産を支える環境制御技術の開発
研究機関名 新潟県農業総合研究所  園芸研究センター
研究分担 園研環境・施設科
研究期間 継H30~R2
年度 2021
摘要 目的:持続的な農業生産活動を維持し、環境との調和に留意した栽培体系や環境制御技術の開発のため、IPM実践指標の拡充、作物の生理障害や難防除病害虫対策、施設の省エネ・環境制御技術を開発する。
成果:ナシ黒星病に対する落葉鋤込みは第一次伝染源量を低減する効果があるが、併せて芽基部等の別の伝染環遮断や感染好適条件にあわせた対応が必要であった。
 西洋ナシのIPM防除体系の有効性を確認した。
 ネギアザミウマの薬剤感受性検定でクロチアニジンの感受性低下が示唆された。
 ブロッコリー黒すす病の品種間差は、葉の発病でやや認められた。プロベナゾール剤処理は発生を低減できると考えられた。
 いちご促成栽培のミヤコバンカー+チリカブリダニ臨機防除は、天敵比率0.1以上で効果が安定した。
 露地イチジクの白色防草シートと障壁作物利用はアザミウマ類の被害果率が減少した。
 トマトおよびイチゴの促成作型で、温度条件を高くすると光合成効率に影響はないが生育速度が速くなり増収することが確認された。
カテゴリ いちご いちじく 環境制御 黒星病 栽培体系 省エネ・低コスト化 西洋なし 生理障害 トマト ねぎ 病害虫防除 品種 ブロッコリー 防除 薬剤

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