二ホンジカの採食による森林生態系への影響調査

課題名 二ホンジカの採食による森林生態系への影響調査
研究機関名 富山県農林水産総合技術センター
研究分担 森林研究所 森林資源課・森林環境課
研究期間 継H30~
年度 2021
摘要 目的:ニホンジカによる県内天然林の植生衰退の状況を調査することによって、ニホンジカの保全と管理の意思決定に資する。
成果:2018~2020 年に設定した80 調査区のうち食葉害は71 調査区で認められ、ヒメアオキとハイイヌツゲに多く発生していた。剥皮害は52 調査区で認められたが、胸高直径10cm 以上の立木にはほとんど発生していなかった。直径10cm 未満の下層木剥皮本数被害率が10%以上となったのは10 調査区で、旧八尾町北部と黒部市周辺に分布し、最大は26%だった。剥皮害はミヤマガマズミ、コハウチワカエデ、ソヨゴ、ウワミズザクラに多かった。角研ぎ害は123調査区で認められ、旧婦中町から旧八尾町北部に集中したほか、魚津市北部から朝日町にかけても被害調査区が多かった。
カテゴリ かえで がまずみ

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