課題名 | ツキノワグマ出没予測のためのブナ科堅果の豊凶モニタリング調査事業 |
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研究機関名 |
富山県農林水産総合技術センター |
研究分担 |
森林研究所
森林環境課 |
研究期間 | 継H17~ |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:ブナ科堅果の凶作は秋のクマ出没の主要因であるため、ブナ、ミズナラ、コナラ堅果の豊凶を秋になる前に予測し、クマによる人身被害の軽減に資する。 成果:大量出没と関係が深いと考えられるブナとミズナラの作柄は、ブナは凶作だが、ミズナラは不作であり、過去の大量出没年に比べればミズナラの作柄は良かった。このため、大量出没した昨年(2019年)よりは出没は減少するとの予測を9月2日に発表した。2020年秋期(9-11月)の目撃痕跡情報数は363件で、2019年の761件に対し半分以下となった。秋期の人身被害は1名発生したが、2019年の20名からは大きく減少した。 |
カテゴリ | モニタリング |