課題名 | 資源管理効果モニタリング調査 |
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研究機関名 |
富山県農林水産総合技術センター |
研究分担 |
水産研究所
海洋資源課 |
研究期間 | 継H19~ |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:ベニズワイ、バイおよびシロエビの適切な資源管理に資するため、調査船による採集調査等により資源動向を把握し、資源管理効果のモニタリングを行う。 (1)ベニズワイ: 令和3年漁期始めの1かごあたりの漁獲個体数は平均5.2であり、平年を下回った。 (2)バイ: ツバイの1隻1航海あたりの漁獲量は、黒部地区は19年以降やや減少傾向で推移し、魚津地区は18年以降増減を伴いながら減少傾向で推し、新湊地区は減少傾向で推移している。 (3)シロエビ:①令和3年漁期におけるシロエビ漁獲量は、岩瀬地区が375トンで前年を上回り、平年を上回った。また、新湊地区は147トンで前年を下回り、平年を下回った。②令和3年度の年間総曳網回数は、各地区ともに前年より増加した。CPUEはどちらの地区も28年以降増加して推移していたが、令和3年度は前年より減少した。③調査船立山丸によるシロエビ採集調査では、令和3年度の小型個体の分布密度は一定水準を維持しており、昨年度を上回った。④漁獲物調査では、大型個体の占める割合が、岩瀬地区はすべての月で指標値を上回り、新湊地区は4月を除くすべての月で指標値を上回った。 |
カテゴリ | モニタリング |