サツマイモの生産性向上を支える技術開発と実証

• 研究機関名: 茨城県農業総合センター 農業研究所
• 研究分担: 環境・土壌研究室; 作物研究室
• 研究期間: 継 R2～4
• 年度: 2021
• 摘要: 目的：再生農地での栽培試験結果から、土づくり方法を事例集としてまとめることで、再生農地におけるサツマイモの生産力向上を目指す。また、地力の指標となる土壌炭素含量の簡易測定法を開発する。さらに、サツマイモ栽培における農業用アシストスーツの適用場面と利用効果を明らかにする。; 成果：荒廃農地において、土壌の化学性を考慮した施肥診断によって収量・品質の向上が認められた。水田転作による排水不良地においては、土壌改良によって排水性や化学性が改善し、収量・品質の改善効果が認められた。アシストスーツを用いて、挿苗作業の軽労化を検討したところ、疲労も感じやすくなってしまうことなどから、当該スーツの適応は困難と考えられた。
• カテゴリ: 土づくり アシストスーツ 簡易測定 軽労化 水田 施肥 土壌改良 排水性