課題名 | 奥久慈しゃもの遺伝子解析を用いた次世代種鶏群育成技術の開発に関する試験研究事業 |
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研究機関名 |
茨城県畜産センター |
研究分担 |
生産技術研究室 |
研究期間 | 新R3~7年度 |
年度 | 2021 |
摘要 | いばらき地鶏として認証されている奥久慈しゃもの原種鶏について、近交度の上昇を抑制した次世代原種鶏作出技術を確立する。同時に、近交退化現象のひとつである産卵率の低下を防止するため、産卵率向上に関与する遺伝子を解明し、その育種への利用効果を検討する。 外部から同種異系統鶏を導入し、既存の系統と比較したところ、雌雄ともに育成率、生存率および体重に差は見られなかった。産卵開始日齢は外部導入鶏が早く、産卵率は外部導入鶏が高い値を示した。また、卵殻強度も外部導入鶏が高かった。これらのことから、既存の系統と外部導入鶏との交配により作出する次世代鶏は、既存の系統と同等以上の生産性が期待できると考えられた。 |
カテゴリ | 育種 鶏 ばら |