課題名 | ランドレース系統造成における新たな育種方法の検討 |
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研究機関名 |
茨城県畜産センター
養豚研究所 |
研究分担 |
育種
研究室 |
研究期間 | 継R1~R4 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:閉鎖群での種豚選抜において、2産目以降も安定した繁殖成績を有する種豚の選抜手法を確立し、種豚の長期供用と生産性の向上を目標とした新たなランドレース種系統豚の造成を行う。 成果:系統造成過程の基礎豚を用い、2産目の繁殖状況について自然繁殖による調査を行った。基礎豚のうち36頭を供試した結果、2産目の分娩は28頭で、無発情や肢蹄不良により8頭が廃用となった。また、離乳後1週間程度で発情が再帰し、受胎した母豚は21頭で、再帰日数は平均5.7日であった。3週令時の子豚の総体重は、産次間の相関は確認できなかったが、一般的な繁殖サイクルの母豚群では2産次に増加する傾向が認められた。離乳後の発情再帰等の繁殖状況を確認することで、育成成績等の選抜形質の精度を向上させる可能性が示唆された。 |
キーワード | ランドレース種系統造成,育種方法 |
カテゴリ | 育種 繁殖性改善 豚 |