課題名 | 2農作物の高品質安定生産技術の確立 (1)酒造好適米新品種「夢ささら」の高品質安定栽培技術の確立 |
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研究機関名 |
栃木県農業試験場 |
研究分担 |
水稲研究室 |
研究期間 | 完R1~3 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:施肥量、追肥時期・量等の栽培条件の違いによる収量性及び玄米品質を検討し「夢ささら」の高品質安定栽培技術を確立する。また、穂発芽を低減する最適作期を解明する。 成果:精玄米重、心白発現率とのバランスから、R3年度は28,000粒/㎡が最適総籾数と考えられ、この場合の精玄米重540kg/10aを確保するためには、基肥窒素量は0.5kg/aとし、出穂前16日に窒素成分で0.4kg/a(LP40由来50%)追肥することが適していた。出穂後30日以降に気温が22℃以下で推移すれば、穂発芽のリスクを軽減することができる可能性が示唆され、現在推奨されている5月下旬移植は穂発芽を回避する観点からも望ましいことが検証された。 |
カテゴリ | 安定栽培技術 栽培条件 酒造好適米 新品種 施肥 |