2農作物の高品質安定生産技術の確立 (4)いちご新品種「栃木iW1号(ミルキーベリー)」の栽培技術の確立

課題名 2農作物の高品質安定生産技術の確立 (4)いちご新品種「栃木iW1号(ミルキーベリー)」の栽培技術の確立
研究機関名 栃木県農業試験場
研究分担 いちご研究所(開発研究室) 土壌環境研究室
研究期間 完R1~3
年度 2021
摘要 目的:新品種「栃木iW1号」を速やかに普及させるために、親株管理や育苗時、本ぽにおける安定生産が可能な栽培技術の確立を行うとともに、品質を向上し商品性を向上させるために先端障害果の抑制技術や果実外観向上対策技術の確立、輸送特性の解明を行う。
成果:ミルキーベリーの適正窒素施肥量は、17kg/10aと推定され、収量は、「とちおとめ」と同程度であった。ハウス内の温度管理の検討を行い、保温開始から厳寒期は炭酸ガス施用効果を高めるためにも従来の温度管理よりも高温管理とし、暖候期は低温管理または慣行管理が望ましいと考えらえた。
商品価値が低下する桃色着色果の発生対策として暖候期に遮光を行うと、桃色着色果の発生は半分程度に減少することが明らかとなった。しかし、遮光によって収量が減少することについては、留意する必要があると考えられた。また、ミルキーベリーの輸送に適した包装資材の検討を行い、フルーツキャップ、フレシェルの適正が高いことが認められた。
カテゴリ 育苗 いちご 温度管理 栽培技術 障害果 新品種 施肥 輸送

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