9施設・装置等を活用した省力・快適な生産技術の確立 (3)次世代の果樹栽培法「根圏制御栽培法」導入実践による産地活性化

課題名 9施設・装置等を活用した省力・快適な生産技術の確立 (3)次世代の果樹栽培法「根圏制御栽培法」導入実践による産地活性化
研究機関名 栃木県農業試験場
研究分担 果樹研究室
研究期間 継H28~ R4
年度 2021
摘要 目的:果樹類の早期多収技術、高品質果実生産技術、新技術(根圏)導入促進を図るための省力施設の開発、クローン苗供給技術の開発、多様な根圏導入の実証、根圏に携わる人材の育成。
成果:にっこりにおける新梢挿しによる発根率は、樹冠の主枝先端部と主枝基部から採取した穂木間に差がなく、また、定芽と不定芽で差がなかった。また、若木から採取した穂木の発根率が0.0%、老木が47.8%と老木の方が高かったが、老木は原木の穂木を高接ぎした2世代目の高接ぎ樹であり、より原木に近い樹から穂木を採取したことが影響した可能性がある。
 また、挿し木時期では、新梢挿しでは時期が早いほど発根率が高かったが、展葉枝挿しでは挿し木時期による差はあまりなかった。果実肥大期における展葉枝挿しの比較では、スコアリングをした区が最も高く、スコアリング処理により発根率が向上することが示唆された。
 ヤマナシにおいては、展葉30日後に新梢挿しした区が最も発根率が高かった。
カテゴリ クローン苗 根圏制御 挿し木 高接ぎ

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる