課題名 | 放流高度化・繁殖促進手法開発事業 |
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研究機関名 |
群馬県水産試験場 |
研究分担 |
川場養魚センター |
研究期間 | 継 H30~R4 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:イワナ等の渓流魚は、主に放流により増殖義務が果たされている。そこで、放流効果の高い種苗を放流する手法を開発して効果的に資源量を維持する。 成果:①イワナについて、放流サイズを変化させた継代養殖稚魚の同時放流試験を河川で行い、より大型の個体の方が生残率および放流の費用対効果が高い傾向であることを明らかにした。②渓流魚の漁獲規制について、禁漁区および通常の入漁区で採捕調査を行い、成熟魚は禁漁区において生息密度が約2倍高いことを明らかにした。③渓流魚の定着性における先住効果および生育過程の選抜効果を実験水路を用いて評価し、ヤマメの先住魚は同じサイズの放流魚よりも、また、野生魚は同系統の人工孵化魚よりもそれぞれ定着性が高いことを明らかにした。 |
カテゴリ | 繁殖性改善 |