課題名 | 9 漁場環境変化の的確な把握と被害軽減技術の開発 水域環境の多面的機能の評価 (1)藻場消失に係る実態把握と原因の推定及び回復対策手法の検討 |
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研究機関名 |
千葉県水産総合研究センター |
研究分担 |
生産技術研究室 |
研究期間 | 継R2~R4 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:内房地区の藻場消失実態を引き続き把握するとともに、回復に向けた対策の技術的検討と効果検証を行う。さらに将来的に藻場の実態把握を漁業者自らが行えるように、簡易な把握手法の開発を行う。 結果:館山市西川名・伊戸の各地先において、藻場及び植食生物の分布調査等を実施した結果、藻場消失の主な原因は、波浪による脱落または植食性魚類の摂食により発生し、植食性魚類の摂食により消失状態が継続するものと推定された。 簡易なモニタリング手法として、垂下式水中カメラで潜水調査とほぼ同等の精度で撮影可能とするために必要な条件を明確にした。ドローンによる空撮では、藻場と海藻がない岩礁が判別可能となる撮影条件(風速・海面が乱反射しない時刻等)を明確にした。この組み合わせにより、大まかな藻場の種類別面積の算出が可能となると考えられた。 |
カテゴリ | ドローン モニタリング |