緑化植物を活用した都市環境改善技術の開発～緑化植物の挿し木環境制御システムの開発 ～

• 研究機関名: 東京都農林総合研究センター
• 研究分担: 緑化森林科
• 研究期間: 完H29-R3
• 年度: 2021
• 摘要: 東京都は、自然保護条例に基づき潤いと安らぎを提供できる都市緑化を進めているが、緑化可能な空間は減少傾向にある。一方、公共工事の減少や景気の低迷により緑化植物の需要は減少している。そのため、生産コストを低減し、需要に対応した緑化植物を的確に生産することが求められている。都内植木生産者は、繁殖が容易なものは自家増殖し、新しい樹種や挿し木繁殖の難しい樹種は購入している。しかし、若手後継者は自家生産苗の割合を高め、コストの低減を求めている。また、G.C.P 生産ではパート等の雇用で挿し木作業をしているがロスも多く、数万本を挿し木する状況では発根率を高める技術が必要とされている。そこで、挿し木環境の外的要因を改善することにより効率的な苗生産を行うために挿し木環境制御システムを開発する。
• カテゴリ: 環境制御 コスト 挿し木 繁殖性改善