課題名 | 東信地域の野菜などに関する素材開発研究 1)東信地域に適する葉菜類の持続的安定生産技術の確立と新規導入品目の選定 ア 葉菜類の生理障害の発生機構の解明と対策 |
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研究機関名 |
長野県野菜花き試験場 |
研究分担 |
佐久支場 |
研究期間 | 継H30~R4 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:ハクサイ、レタス、ブロッコリー等葉菜類に発生する生理障害について品種間差等を検討する。 成果:水分ストレスを葉温で判断してレタス不結球と関連するか調査した。高温株と非高温株の調整重に差がある場合と差がない場合の両方が観察され一般化はできなかった。しかし葉温差が最も大きい区では不結球類似症状が観察され、温度差が一定以上あれば結球不良となる可能性もあると考えられた。レタス乳管破裂の品種間差調査を8品種で実施し、早くから乳管破裂が発生して過熟になるにつれ増大する品種、適熟までは発生が少ないが、過熟になると急速に発生が多くなる品種、発生するが過熟になってもそれほど多くはならない品種の3タイプに分類した。川上村でハクサイ2作型5品種、キャベツ、グリーンボール2作型各3品種を用いて、生理障害の発生程度の比較を行い、現地適応性を明らかにした。場内および現地(佐久穂町)でブロッコリーのかさぶた症状軽減対策のためホウ砂水溶液の茎葉散布試験を行い、適切な濃度や散布回数、散布時期の検討を行い、濃度0.5%、花蕾形成始め頃の散布で高い軽減効果を確認できた。 |
カテゴリ | キャベツ 生理障害 はくさい 品種 豚 ブロッコリー レタス |