課題名 | 日本なしジョイントV字トレリス樹形の栽培技術の確立 |
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研究機関名 |
長野県南信農業試験場 |
研究分担 |
栽培部 |
研究期間 | 新R3~R5 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:管理作業の省力化、軽労化が可能な栽培法として期待されるジョイントV字トレリス樹形(以下、V字トレリス樹形)の、本県オリジナル品種等での有効性と課題を明らかにし、対応策を確立する。 成果:①「南水」、「サザンスイート」では、1.2m以上の長さの市販苗木を用いることで、定植当年の8月下旬にジョイント可能な長さが確保できることを明らかにした。②「南水」のV字トレリス樹形のジョイント2年目の生育は平棚ジョイント仕立て樹と同程度であることを確認した。③ジョイント4年後のV字トレリス樹形樹の受粉から収穫までの総作業時間は、平棚ジョイント仕立て樹の約7割程度であることを確認した。④RULA法による作業姿勢評価では、V字トレリス樹形樹は受粉、着果管理の作業姿勢が良好と評価された。一方で摘心や袋掛けは改善の必要ありと評価された。 |
カテゴリ | 軽労化 栽培技術 受粉 省力化 日本なし 品種 |