課題名 | しがの力強い水田農業確立推進事業 |
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研究機関名 |
滋賀県農業技術振興センター |
研究分担 |
栽培研究部
水稲育種係
作物・原種係 |
研究期間 | 継R3~5 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:主食用米の需要の変化に応じた生産、麦・大豆の本作化、非主食用米等の組み合わせによって農地の生産力を最大限に引き出し、コロナ禍を乗り越える力強い水田農業を実現する。 成果:水稲新系統「滋賀82号」は、基肥が増えるほど整粒粒比は低下する傾向がみられた。 酒米の新品種の育成については、交配を5組合せ、F1養成を5組合せ、世代促進を9組合せ実施し、個体選抜では49個体を、単独系統選抜では14系統を選抜した。未固定系統収量試験では10系統を供試し6系統を選抜した。 実需者評価に供試した「びわほなみ」は、製粉性や外観、色においてASWよりやや劣るものの、 食味は優れ、総合評価ではASWと同等程度に評価され、製麺適性は同程度であった。また、施肥方法では、タンパク質含有量以外に違いは見られなかった。「ファイバースノウ」において後期重点施肥体系で栽培することによって、収量の増収効果が見られ、穂肥よりも追肥を重点的に行うことで、増収効果が高まった。 |
カテゴリ | 酒造好適米 新品種 水田 施肥 大豆 びわ 良食味 |