課題名 | 新たな需要に対応した醸造用ブドウの栽培技術の開発 3.高品質果実生産と省力的な栽培方法 1)着果管理等の省力栽培の検討 ①摘房時期の違いが新梢管理にかかる作業時間や果実品質に与える影響 |
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研究機関名 |
滋賀県農業技術振興センター |
研究分担 |
花・果樹研究部
果樹係 |
研究期間 | 継R1~R5 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的:実需者からのニーズ、生産者の栽培意向が高い醸造用ブドウ専用品種の垣根栽培における新梢管理作業時間を抑えるため、摘房時期を遅らせ、着果負荷をかけることが新梢伸長や果実品質に与える影響について検討する。 成果:摘房時期を果粒軟化期まで遅らせることによって、‘ビジュノアール’では、新梢管理作業を省力化できる一方で、果粒軟化期から収穫期までの期間が短いため、果実品質が低下することが明らかとなった。また、‘ヤマソービニオン’や‘モンドブリエ’では、摘房時期が新梢管理作業や果実品質に与える影響は小さいことから、ブドウ栽培管理作業が競合する満開期には摘房しなくてよいことが示唆された。‘シャルドネ’では、べと病の発生によりその効果は判然としなかった。 |
カテゴリ | 栽培技術 省力化 品種 ぶどう |