課題名 | 水産資源評価モニタリング (3)ホンモロコ繁殖動態研究 |
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研究機関名 |
滋賀県水産試験場 |
研究分担 |
栽培技術係 |
研究期間 | 新R3~R5 |
年度 | 2021 |
摘要 | [目的]近年資源量が増加傾向にある本未ロコの繁殖動態を把握するほか、琵琶湖の人為的水位変動が本種の産卵に及ぼす影響を調査する。 [成果]①琵琶湖北湖沿岸、内湖および流入河川の定点で産卵状況を調査したところ、内湖→北湖南部→北湖北部の順で産卵が進む傾向が見られ、概ね水温が20℃前後で産卵のピークを迎える傾向が確認できた。北湖北部の調査地点で水位低下時期と産卵ピークが重なり、産着卵の干出死亡が多数確認された。②過去の調査結果等も踏まえると、5月中旬以降の水位低下期間を可能な限り短縮することで、産着卵の干出死亡が大幅に低減できると推察された。 |
カテゴリ | 繁殖性改善 モニタリング |