課題名 | 1.機能性を向上させる生産技術の開発 1)大和野菜の機能性を向上させる生産技術の開発 ①大和野菜の機能性を向上させる生産技術の開発 |
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研究分担 |
大和野菜セ 加工科 |
研究期間 | 継R1~R5 |
年度 | 2021 |
摘要 | [目的]大和野菜の機能性成分の調査 [方法]ホウレンソウ等のルテイン含量を向上させるために、ルテイン含有量の高い品種を検索するとともに栽培管理方法を検討する。更にコマツナ、大和まな、大和きくなおよびケールのルテイン含有量の推移を明らかにする。 [結果]春まき、夏まき、秋まきおよび晩秋まきでそれぞれ概ね5品種程度供試し、収穫時のルテイン含有量を調査したところ、いずれの作型においても品種間差異が認められた。春まき、夏まきおよび秋まきにおいて水分ストレス付与がルテイン含有量に及ぼす影響を調査したところ、慣行と比較して、高くなった。厳寒期どりにおいて低温ストレス付与としてハウスサイドの開放処理を行ったところ、ルテイン含有量は慣行の密閉区と比較して有意に高かった。日射量がルテイン含有量に及ぼす影響を調査するため、夏まきにおいて収穫前に遮光資材を撤去したところ、遮光区と比較してと有意に高かった。作物ごとのルテイン含有量について、いずれの収穫時期においても、ケールが最も高く、次いでホウレンソウ、大和きくなで最も低かった。 |
カテゴリ | きく 機能性 機能性成分 ケール こまつな 栽培技術 品種 ほうれんそう |