県産スギ大径材に適した心去り平角材等の生産技術の確立及び強度特性の解明

課題名 県産スギ大径材に適した心去り平角材等の生産技術の確立及び強度特性の解明
研究機関名 和歌山県林業試験場
研究分担 木材利用部
研究期間 継R2~4
年度 2021
摘要 【目的】
供給増加が見込まれるスギ大径材の需要拡大に資するため、国産材シェア拡大の余地が高い梁桁材を主とした心去り製材品の生産技術の確立に向け、強度特性の解明と乾燥技術の検討を行う。
【成果】
①原木の動的ヤング係数の平均値は7.11kN/mm²、最終製材品の平均値は7.45kN/mm²となり非常に高い相関関係が確認された(R²=0.804)。また、最終製材品の曲げヤング係数の平均値は6.88kN/mm²となり、最終製材品の動的ヤング係数との間に非常に高い相関関係が確認された(R²=0.857)。曲げ強度の平均値は34.9N/mm²となり基準強度22.2N/mm²を上回った。
②交互配列(木裏・木表交互配列)で桟積みした上に、通常配列(木裏上)で桟積みしたものを置き人工乾燥することにより、交互配列による反りの低減効果が確認された(t検定、P<0.01)。
カテゴリ 乾燥 需要拡大

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