課題名 | コンパクトスマート水田園芸経営モデル構築プロジェクト |
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研究機関名 |
島根県農業技術センター |
研究分担 |
栽培研究部・水田園芸科 総務企画部・企画調整Sスタッフ |
研究期間 | 継R2~4 |
年度 | 2021 |
摘要 | ■目的:スマート農業(先端技術や最新技術)等を取り入れた経営モデルを確立し、島根県農業にスピーディに導入、普及を図るための仕組み作りを進め、担い手の経営の発展・改善を図る。また、中山間地域や労力確保が困難な地域でのスマート化等により、2人程度(夫婦を想定)の労働力で、1,000万円以上の農業販売額を確保できる経営モデル(コンパクトスマート水田園芸経営)を構築、導入を図るための栽培技術を実証する。 ■成果:【ミニトマト】作業労働時間の集中の抑制を図るため、肥培管理はAI自動かん水ロボット、薬剤散布は自走防除機、収穫作業は作型の分散化などを、所内や現場タイアップ研究にて省力効果の実証を進めている。 【アスパラガス】作業の省力化を目的に高畝・疎植栽培とスマート化技術のマッチングを検証している。将来の自動収穫ロボットの普及に向けて、新作型導入による収穫期間の拡大、新品種による効率的収穫技術の確立を進めつつ、AI機能による肥培管理の自動化をはじめ、自動追従運搬車、自動防除機、自動選別機による省力化など、各個別作業の作業労働時間の短縮化を所内及び現場タイアップ研究にて実証を進めている。 【現地実証】ミニトマト、アスパラガス生産者へのアンケート及び聞き取り調査を通じて、省力化機器の導入状況を整理するとともに、技術、労働時間、技術面の課題を明らかにした。また、アスパラガスについては、販売面の課題や産地状況についても整理を行った。 |
カテゴリ | アスパラガス 経営管理 経営モデル 栽培技術 省力化 新品種 水田 中山間地域 肥培管理 防除 ミニトマト 薬剤 ロボット |