アジサイ産地創生を推進する技術開発と品種開発力の育成

課題名 アジサイ産地創生を推進する技術開発と品種開発力の育成
研究機関名 島根県農業技術センター
研究分担 栽培研究部・産地支援科
資源環境研究部・土壌環境科
研究期間 継R3~5
年度 2021
摘要 ■目的:省力化技術については、かん水システムの自動化により全労働時間の10%を占める灌水作業の削減を図り面積拡大と品質向上につなげる。高品質化技術については、篤農家モニタリングの数値化・解析に基づく既存のマニュアル強化を図ることで、新規栽培者の早期技術習得と既存生産者の品質管理技術の高位平準化を目指す。また、アジサイの特徴である様々な花色を安定して生産できる技術を確立することで経営の安定につなげる。品種育成については、栽培しやすく商品性の高い品種の育成により産地力強化を図るとともに、生産者自ら取り組む育種に関し支援することで、アジサイ産地としてのブランド力強化と有利販売への基盤をより強固なものとする。
■成果:【アジサイ産地強化のためのスマート農業技術開発】安価に底面給水を実現する器材を、貯水タンクの液面管理機器を流用して作成した(1系統30千円)。フロートのない電気抵抗で検出するタイプの機器で構成され、部費音交換が可能なため、機械的なトラブルが起きにくい。また、底面給水試験を実施するための供試個体を養成、マット給水器材、エブフロー機器を作成し、底面給水試験を開始した。
【アジサイのオリジナル品種育成】‘万華鏡Ⓡ'の改良版を目指して育成された系統群を2次選抜対象とし、栽培特性や製品率、花色の安定性に着目して選抜を実施、3系統を選抜した。
カテゴリ あじさい 育種 管理技術 経営管理 省力化 品種 品種開発 モニタリング

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