養液栽培によるハウスキュウリの早進化多収生産技術の確立

• 研究機関名: 高知県農業技術センター
• 研究分担: 先端生産システム担当; 土壌肥料担当
• 研究期間: 完 H31～R3年度
• 年度: 2021
• 摘要: ＜目的＞; ハウスキュウリの養液栽培において、初期着果安定技術および作期延長技術を検討するとともに、生体情報を活用した環境制御技術および栽培管理技術を検討し多収穫生産技術を確立する。また、規模拡大、大規模経営を可能とする省力化技術の確立を図る。; ; ＜研究内容＞; 1)多収生産技術の確立; 2)養液栽培における給液管理の検討; 3)省力化技術の検討; 4)組立実証および経済性評価; ; ＜到達目標＞; ハウスキュウリにおいて、初期の着果安定技術の確立、養液栽培における適正な給液管理などを明らかにし、可販果収量45t/10a(年内収量7t/10a)を確保できる栽培技術を確立する。併せて、省力化が期待できる仕立ておよび誘引・整枝方法の開発も行う。; ; ＜波及効果＞; 1)定植時期の早進化による年内収量の増加、長期取りまたは2作体系による収穫期間の延長により、所得向上が期待される。 ; 2)養液栽培技術と省力化技術の確立により大規模経営が可能となる。
• カテゴリ: 環境制御 規模拡大 きゅうり 栽培技術 省力化 大規模経営 養液栽培