輸出用青果ユズのための残留濃度推定手法の確立

• 研究機関名: 高知県農業技術センター
• 研究分担: 農薬管理担当
• 研究期間: 新 R3～5年度
• 年度: 2021
• 摘要: ＜目的＞; 新たな防除暦作成に向けて、作物残留試験を実施するとともに、今後、作物残留試験を行わなくてもEUの残留基準値に適合する薬剤の選定を可能とするため、残留濃度推定手法を確立する。; ; ＜研究内容＞; 1)防除薬剤の選定および分析条件の検討; 2)輸出用ユズの残留農薬分析; 3)ユズにおける農薬残留濃度推定; ツールの作成; ; ＜到達目標＞; 1)現場からの要望のある剤を中心に、6剤以上の剤について、防除暦への追加の可否を明らかにする。; 2)農薬残留濃度および残留濃度決定因子を明らかにし、残留濃度推定手法を確立する。; ; ＜波及効果＞; 新規の薬剤が追加されることで、防除効果の高い薬剤が使用できるようになり、輸出ユズ生産者の負担が軽減される。さらに、新しい防除暦が提示されることで、新たに輸出に取り組む生産者の増加および輸出量増加が期待できる。
• カテゴリ: 農薬 防除 薬剤 輸出 ゆず