課題名 | 高精度な漁況漁場予測手法の開発 |
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研究機関名 |
高知県水産試験場 |
研究分担 |
漁業資源課 |
研究期間 | |
年度 | 2021 |
摘要 | 【目的】メジカ(マルソウダ)曳縄漁船のGPSデータ及び国立研究開発法人海洋研究開発機構(以下、「JAMSTEC」という。)が公開中の海洋動態予測モデル(JCOPE-T)を活用し、早稲田大学の協力を得てメジカ漁場予測手法(メジカ漁場予測システム)の開発を目指す。また、調査船等の観測データをJAMSTECに提供することで、JCOPE-Tの精度向上を支援し、もってキンメダイ釣漁業等の操業効率化に貢献する。 【成果】メジカ漁場予測の漁業者への発信方法等について、漁業者から意見を聞き取り、予測システム開発に活用した。令和3年度はメジカ漁場予測を試行する計画であったが、予測に必要なJCOPE-Tの配信に問題が生じたため、予測の試行は実施できなかった。 また、高知県沿岸域対象のJ-COPETの相関係数は、令和2年の0.47から令和3年は0.57となり精度が向上した。土佐湾沿岸域対象のJ-COPETは、2019年11月から公開を開始後トラブルにより一時配信を停止していたが、令和4年4月から再開しキンメイダイ釣漁業者の漁場予測に貢献している。 |
キーワード | 漁場、海況予測 |
カテゴリ | GPS |