課題名 | 大幅な労力軽減が可能な種子繁殖型イチゴ・単為結果性ナス新品種の育成 |
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研究機関名 |
佐賀県農業試験研究センター |
研究分担 |
野菜・花き部 |
研究期間 | 継H29~R5 |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的: 種子繁殖型イチゴは育苗労力および病害虫被害を軽減できることから、将来、栽培体系を大きく変革できる可能性がある。そこで、病害抵抗性や四季成り性等の優良母本を作出し、新規就農や規模拡大が容易な種子繁殖型イチゴ新品種を育成する。 成果: 昨年度に一次選抜した四季成り性5系統と過去に選抜された3系統について収量性および果実品質等を調査した。 株当りの重量は、全系統で対照品種‘みやざきなつはるか’の402.0gより大きかった。供試系統の中では、‘E18-6’が598.2gと最も大きく、次いで‘E20-3’が590.0gであった。商品果率は、対照品種‘みやざきなつはるか’の47.3%に対して、‘E18-6’が66.3%、‘E20-3’が64.4%と高かった。以上のことから対照品種と比較して、収量が大きく、商品果率も高い‘E18-6’および‘E20-3’が有望であると考えられた。 |
カテゴリ | 育苗 いちご 害虫 規模拡大 栽培体系 新品種 単為結果 なす 繁殖性改善 病害抵抗性 品種 |