課題名 | 有機物の還元等の土壌管理実態と土壌由来温室効果ガスへの影響調査 |
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研究機関名 |
佐賀県農業試験研究センター |
研究分担 |
環境農業部 |
研究期間 | 継H25~ |
年度 | 2021 |
摘要 | 目的: 1)農地土壌炭素貯留等基礎調査事業(H25~) 温室効果ガスインベントリ報告に必要となる農地および草地の土壌炭素および窒素含有量に影響を及ぼす有機物管理方法等に関するデータの集積を図る。 (2)試験成績の概要 成果: 県内の定点調査30地点(水田26地点、施設3地点、草地1地点)において、水田における土壌群別の炭素量は、低地水田土で58.8t/ha、灰色低地土で58.1t/ha、疑似グライ土で64.1t/ha、泥炭土で59.6t/haであった。施設では暗赤色土56.4t/ha、泥炭土59.6t/haであった。赤黄色土の草地は62.5t/haであった。 農業センター内の基準点調査(有機物施用歴の異なる6地点)では、土壌炭素濃度は、稲藁堆肥4トン施用区は3.4%、稲藁施用区は2.6%、麦藁施用区は2.4%、有機物無施用区では2.0%であった。 |
カテゴリ | 水田 |