課題名 | 中山間地域における種苗安定供給を含めた野菜花き産地育成・拡大技術確立(マーケット対応型産地競争力強化技術開発事業) |
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研究機関名 |
宮崎県総合農業試験場 |
研究分担 |
野菜部 |
研究期間 | 完R元~R3 |
年度 | 2021 |
摘要 | トマト及びミニトマトの雨よけ栽培において、昇温対策及びCO2施用による、夏秋期の安定生産技術について検討した。 ① 雨除け栽培における昇温対策 自動作動換気装置「空洞扇」と機能性被覆資材「調光ライト」を設置したところ、施設内の最低気温の差は確認できなかったが、最高気温は試験区が2~3℃低く、対象区より温度上昇が遅い傾向がみられ、高温による萎れも少なかった。収量は対象区と比較して37%増収となった。 ② 雨除け栽培における炭酸ガス施用効果の確認 雨除け栽培ミニトマトにおいて、7時から11時まで30分施用、15分休止を繰り返し、昨年度よりも施用時間を長くしたが高価は判然としなかった。収量については、約4.3%増となった。Brix.についても炭酸ガス施用区が高くなる傾向がみられた。 これらのことから、雨除け施設においても、群落への局所施用を行うことで炭酸ガス施用の効果が期待できる。 |
カテゴリ | 機能性 CO2施用 中山間地域 トマト ミニトマト |