課題名 | 低温・超低温による栄養体の長期保存技術の開発(45) |
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課題番号 | 1992000331 |
研究機関名 |
農業生物資源研究所(生物研) |
研究分担 |
遺資二・栄養保存研 |
研究期間 | 完S59~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | 栄養系遺伝資源を低温あるいは超低温条件下で長期間保存する技術を開発するため,クワや果樹類の冬芽,培養茎頂の凍結保存実験を行った。クワでは穂木自体の保存では長期保存は難しかったが,枝の1部を含む冬芽を-20~-30℃まで予凍結することで,液体窒素保存後にも高い生存,シュート形成率が得られた。同様な方法で,リンゴ,ラズベリー,ブルーベリーも液体窒素保存することができた。また培養茎頂の液体窒素保存のためには,クワ茎頂を5℃で20~40日ハードニングを行い,その後1℃/分の冷却速度で-40~-50℃まで10%DMSO+0.5Mソルビトールの存在下で予備凍結した後に液体窒素に保存する方法で,融解後に高い生存,シュート形成率を示す茎頂の得られることが明らかとなった。 |
カテゴリ | 遺伝資源 管理技術 長期保存・貯蔵 ブルーベリー ラズベリー りんご |