課題名 | 農村排水処理のための高効率バイオリアクタの研究-好気・嫌気処理の組合せによる効率的浄化法-ロックウールを濾材とした汚水の浄化試験(68) |
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課題番号 | 1992004098 |
研究機関名 |
生物系特定産業技術研究推進機構(生研機構) |
研究分担 |
基礎畜産工学・資源研飼養研 |
研究期間 | 完H02~H03 |
年度 | 1992 |
摘要 | 家畜尿汚水の効率的な浄化を図るため、ロックウールを濾材とした生物膜法による汚水の浄化試験装置を製作しその機能や能力を調査した。豚舎尿汚水のSS(浮遊物質)を前もって除去するにはおが屑濾床による濾過が有効であったが、その持続性は1~3ヶ月であった。この濾液を、立方体に成形した濾材35 lを充填した浄化試験装置(内径30■、高さ1.1m)の濾床の上部から散布・循環させながら浄化する試験を繰返した。BODは良好に減少できたが、窒素の除去に対しては供試汚水中のBODと窒素の濃度比が1以下にすること、汚水中の溶存酸素が2mg/l以下になるよう通気量を調整することが必要であった。また、処理水の脱色にはベゴニアを栽培した土壌層への通過が有効であった。 |
カテゴリ | 豚 ベゴニア |