課題名 |
植物地下部の形態と機能の解明による耐旱性評価法の開発に関する研究-低水分域土壌水ポテンシャルの非破壊的測定法の確立-(127) |
課題番号 |
1992002747 |
研究機関名 |
中国農業試験場(中国農試)
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研究分担 |
作物開発畑地利用・育種素材研施設栽培研畑土壌研
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研究期間 |
継H03~H05 |
年度 |
1992 |
摘要 |
高水分域から低水分域に至る土壌水分の非破壊測定法について,従来のテンシオメータ法と熱電対露点計,セラミック土壌水分系とを比較検討した。熱電対露点計は低水分域測定には適するが,高水分域では浸透ポテンシャルの影響が大きく現れた。一方テンシオメーター法は-0.05MPa以下の土壌水分域は検出できない。ECセンサーで浸透ポテンシャルを把握しつつマトリックポテンシャルをセラミックス土壌水分計で検出する方法は,植物が栽培可能な広範な土壌水分域(-0.7MPa以上)をカバーでき,簡易測定に適していることが判明した。今後は,高温・乾燥条件下における土壌の水ポテンシャルの変動状況を解明し,また低水分環境に制御した土壌における豆科植物の根系形成について検討する予定である。
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カテゴリ |
簡易測定
乾燥
評価法
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