大規模水田地帯における経営間収益格差要因の解明(11)

課題名 大規模水田地帯における経営間収益格差要因の解明(11)
課題番号 1992001969
研究機関名 北海道農業試験場(北農試)
研究分担 農村計画・経営管理研
研究期間 完H03~H03
年度 1992
摘要 大規模水田地帯の稲作経営の生産性と収益は、労働・資本生産性では普通型コンバイン利用の稲作15ha以上規模の経営が優位となるが、土地生産性や収益は稲作5~7ha規模層が優位であり、7ha以上に規模を拡大すると低下する傾向にある。借入金依存での個別的機械化等、経営展開のあり方にもよるが、このような土地純収益など収益の低下が、大規模経営で面積当たり負債を増加させる要因となっている。大規模水田地帯において野菜導入等の集約化が現在進行しているが、稲作自体の生産性と収益の視点からみた集約化の要因は、現行技術の下で規模拡大にともなう稲作生産性と収益の低減傾向に求められる。低コスト大規模経営の育成のためには面積処理効率の向上と併行して、単収の維持向上等、収益が低減しない技術体系の確立が必要であることを明らかにし、技術開発推進上、留意すべき知見を提示した。
カテゴリ 機械化 規模拡大 経営管理 水田 大規模経営 低コスト

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