課題名 | 水田機能を活用した畑作物の高品質・安定多収技術の確立(104) |
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課題番号 | 1992002050 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
企連・総研1 |
研究期間 | 延H01~H05 |
年度 | 1992 |
摘要 | ■だいずにおいては,開花期間前後の潅水により,平均10%の増収効果が認められた。また,潅水によって,根粒固定窒素量と土壌窒素吸収量の増加,及び葉の光合成速度の向上が認められ,これらが潅水による増収に関与していると考えられた。■春播小麦の潅水による増収効果は,生育前半の生育促進による有効穂数の増加によるところが大きいことが確認され,また,潅水と500粒/■程度の密播の組み合わせにより,さらに多収が得られることが明らかになった。■秋播小麦では止葉期追肥と生育後半の潅水の組み合わせによって明らかに増収したが,同時に窒素吸収量と止葉のクロロフィル含有量の増加,止葉の光合成速度の向上が認められ,これらが増収に大きく影響していると考えられた。 |
カテゴリ | 安定多収技術 寒地 小麦 水田 大豆 輪作体系 |