課題名 | 多胎牛の分娩事故発生要因の解明とその防除技術の確立(238) |
---|---|
課題番号 | 1992002177 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
畜産・家畜繁殖研 |
研究期間 | 継S63~H04 |
年度 | 1992 |
摘要 | 複数の新鮮胚および凍結胚をのべ15頭に移植した結果、7頭が受胎した。うち5頭でその後の流早産を認め、分娩まで至ったのは新鮮胚移植および凍結胚移植各1頭で、いずれも♀の単子であり、双子分娩例は得られなかった。産子の体重は42kgと29kgで、分娩日は移植後274日ならびに281日に相当した。分娩は正常で、胎盤は自然に排出され、繁殖機能の回復は順調であった。蓄電池方式による特製保温容器を用いて、東京ー札幌間を航空宅配便を利用して輸送した結果、冬期の外気温が相当に低い場合でも容器内は37℃前後に保たれ、胚の生存性やその後の発育にも異常は認められず、現場応用は十分に可能と考えられた。また新鮮胚輸送用の新たな培地を開発し、移植試験を実施した。 |
カテゴリ | 病害虫 寒地 飼育技術 低コスト 肉牛 乳牛 繁殖性改善 防除 輸送 |