畑作物の圃場生育特性と機械化適応性の解明(314)

課題名 畑作物の圃場生育特性と機械化適応性の解明(314)
課題番号 1992002244
研究機関名 北海道農業試験場(北農試)
研究分担 畑作管理・大機械研
研究期間 継H02~H04
年度 1992
摘要 作土の土壌硬度および砕土率が根菜類の外観品質、引き抜き抵抗力に及ぼす影響を検討した。ダイコン、ニンジンともに作土が硬くなるほど、砕土率が低くなるほど、土塊による根部表面の凹部発生数が多くなる傾向にあり、この傾向はニンジンにおいて顕著であった。また、作土が粗砕鎮圧された条件では、ダイコンは粗大側根と根端の弯曲が目立ち、ニンジンでは皮目が大きくなるとともに突出する傾向が見られた。更に、ダイコンでは土壌が硬くなるほど引き抜き抵抗力が大きくなる傾向にあった。このように、砕土率は根菜類の根部表面の凹凸に、土壌の圧密は根部形状ならびに引き抜き作業に起因する外観品質に影響を及ぼすことが明らかになった。
カテゴリ 寒地 機械化 だいこん にんじん

こんにちは!お手伝いします。

メッセージを送信する

こんにちは!お手伝いします。

リサちゃんに問い合わせる