課題名 | 関東・中部地域におけるサクラてんぐ巣病等の防除技術の開発(265) |
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課題番号 | 1992004376 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
森林生物・樹病研 |
研究期間 | 継H01~H09 |
年度 | 1992 |
摘要 | 森林総合研究所多摩森林科学園においてサクラの病害調査を行った.3年度発生が確認された病害は,子のう菌による病害ではてんぐ巣病,幼果菌核病,うどんこ病,穿孔褐斑病,胴枯病,担子菌によるものではならたけ病,褐色こうやく病,不完全菌類によるものではフォモプシス枝枯病であった.特に幼果菌核病は,カンヒザクラなどの品種で,新展開葉の葉枯を起こすことから被害が目立った.第一次伝染源となる落果上のきのこ(子のう盤)の物理的防除や薬剤防除を検討したが,面積が広いため困難と考えられた.従来,樹体へのベノミールなどの散布が定期的に行われているが発生が目立つため,ベフラン液剤などの代替薬剤の試験的施用を検討する必要がある. |
カテゴリ | 病害虫 うどんこ病 管理技術 さくら 品種 防除 薬剤 |